平板載荷試験を忘れないようにしよう|地震から身を守る

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見えないところを調査する

工事現場

地質調査は研究などの学術的な目的や地下資源の探査を目的として行う地下構造の調査のことです。現代の技術を使うとどういったことが分かるのでしょうか。また他にどのような目的で地質調査を行うのでしょうか。このような調査の主な目的は先ほど述べた学術的分野、資源開発分野のほかに建設事業があります。私たち一般市民に関わってくるのがこの建設事業なのではないでしょうか。調査は建造物の完成度に関わります。例えば家を新築する際に地下の様子を全く知らずに工事を行うと、完成してから家の重みで家自体が傾いたり沈んだりということが発生するおそれがあります。それを防ぐため地質調査が行われるのです。また、建造物の真下だけでなく建物の近くに崖や斜面があった場合、地質調査を行うことでどんなことがあれば危険かということがあらかじめ判断できるといったメリットがあります。

地質調査というとボーリング調査が最も有名だと思いますが、他にもさまざまな調査方法があり、それぞれに長所、短所があります。ボーリング調査は標準貫入試験とも呼ばれ、地下に穴をあけて専用の器具を打ち込むことで地盤の強度を測定します。この方法は地下水位や地層の確認を行うことができるというメリットがありますが、費用が高額になりがちです。一方で、スウェーデン式サウンディング試験という方法もあります。この方法は専用の測定器のスクリューを地盤に貫入させ、この時の荷重や回転数などから数値を算出します。礫などが多い地盤では難しい方法ではありますが、ボーリング調査と比べ安価で、装置の導入も簡単なので比較的よく使われる手法です。他にも直径30センチメートルの鋼板の上に荷重を載せて沈下量を測定する平板載荷試験などの方法があります。